悪い視力で損をすることも

 

お子さんのこんな症状で悩んでいませんか:知能的には普通

もしくは平均より上であるにもかかわらず、読み書きにおいて

重大な問題がある。この部分的障害や失読症の原因は解明

されていません。

 

確かなことは、これらが聴覚的および視覚的信号の不完全

な受容によるものであるということです。失読症の子供は

大抵読むことが嫌いで、数行をしぶしぶ読んだだけですぐに

休憩を欲し、また頭痛や腹痛、さらには目の赤みを訴えたり

します。顕著な症状としては、字が細長い、字の大きさが

マチマチ、文字列をまっすぐに書くことができないなどが挙げ

られます。また文字の混同(例えば「お」と「む」、「め」と「ぬ」

など)や読み飛ばし、または重複読みなどもしばしば起こり

ます。さらに、細かい作業や運動能力の乱れから来る一般的

な不器用さ、ぬり絵や切り絵が上手くできない、球技が上手く

できないなどの症状がみられることもあります。

上記の症状は疲労感や倦怠感を伴うことも多く、その結果

として学業不振につながります。未発見のまま矯正されて

いない視力上の欠陥がその原因である可能性があり、この

欠陥が既存の諸問題をさらに悪化させている可能性もあり

ます。そしてこの未発見の欠陥が随伴眼球斜位であること

がほとんどです。

 

目の専門家として、私たちはこうした屈折異常症の早期

発見および専門的な矯正に特化しています。なぜなら私

たちは、正確な視力こそが鋭い思考力の大前提であり、

鋭い思考力を回復すれば子供はまた学習を楽しむように

なる、と確信しているからです。